《ブログ》綺麗な身体でいたいから~シンプルレイ工法~
屋根に穴を開けずに太陽光パネルを設置できるって知っていますか?
僕たちは知っています。
こんにちは!
台風一過というより台風一家というくらい騒がしい夢源-mugen-です。
傾斜屋根に太陽光パネルを設置する場合は通常
図のようにアンカーボルトというネジを使って固定します。
メーカーによって固定箇所や防水方法は色々ですが、
こんな風に4重、5重と
「ちょっと過保護すぎじゃありませんの?」
ってくらいの防水処理を施します。
各メーカーとも手前味噌ながら
「マニュアルに沿った施工をしてもらえれば、絶対に雨漏りしません!」
と豪語するほどの自信たっぷりっぷりです。
そう、ぷりっぷりです。
僕もメーカーの施工研修で実際に電動ドリルを片手に設置を体験してきましたが、
まずこのやり方で雨漏りすることはありえないなと実感しました。
繰り返すようですが、この穴を開ける「アンカー方式」が
一番スタンダードな設置方法で、かつ雨漏りの心配などはありません。
とはいえ、やっぱり永らく住まわれる大事なお家ですから
「キレイな身体でいてあげさせたい」
「表面に穴を開けるのはちょっと…」
というご意見はしばしば起こるものです。
またはハウスメーカーごとに住宅構造は異なるので、
先ほどの「アンカー方式」では固定できない、
つまり穴開け設置はできませんというケースもあります。
そんなとき、大半の販売店は「白旗降参、つけられましぇ~ん」
となってしまうわけですが、夢源-mugen-は違います。
「おうオレらは夢源、あきらめの悪い会社…」
某3Pシューターの心の声が聞こえてきそうです…。
まず最初のお客様は現地調査で天井裏を拝見した際に、
構造上アンカー方式が設置基準を満たさず、不可というケースでした。
そこでオルテナジー社の「シンプルレイ工法」という方式で設置しました。
一見通常の設置と変わりないように見えますが、
このたくさん乗っているパネルの台、屋根面には1箇所も穴が開いていません。
JESUS…。
屋根の軒面のこのボルトとパネルの自らの荷重で支えられています。
このシンプルレイ工法は特許も取っている画期的な工法なのですが、
屋根を傷つけることなく設置ができるというステキすぎる方法なのです。
メンテナンスに伺った際、お客様からも
「本当に太陽光つけられてよかった」
とおっしゃっていただけました。
続いてこちらのお客様。
こちらは傾斜屋根ではなく陸屋根という平らな屋根です。
雨溜まりができないように
気持ちばかりの傾斜がついているだけでフラットなこの屋根。
厄介なのは通常、陸屋根というと
コンクリートとかALC(軽量発泡コンクリート)とかでできていて、
屋上バルコニーとして利用するようになっていたりするのですが、
このお客様の場合は通常の傾斜屋根と同じ
「ガルバリウム」という金属屋根で構成されていることです。
コンクリートの場合は支える脚を同じくコンクリートで作る
「置き基礎」という方法で台を組んでいく工法がスタンダードですが、
ガルバリウムの場合は屋根面が金属なので
フカフカで基礎置きでは安定しないどころか下手したら滑り落ちてしまうかも。
かといって穴を開けてしまうと、
ほぼ平らな屋根ですから接合部に雨が溜まりやすくなり
雨漏りのリスクが増える訳です。
このお客様は何社も何社も断られたそうです。
建築時すでにオール電化になっているお家なので太陽光がつけられれば
「昼は電気代0円、夜は安い深夜電力」と相性バツグンなお家になるのに…。
そう思っていた矢先の出会いでした。
今回も同じくオルテナジー社の「シンプルレイ工法」ですが、
軒面での固定ではなく、ガルバリウム面の「ハゼ」という
重なりあう面の突起部分へ「掴み金具」を加工して、
掴みと荷重で強度を取るという方法を取りました。
OH MY GODDESS…。
元々平らな屋根だから、設置さえ可能なら
これほど太陽光発電に向いている屋根もないでしょう(^○^)
積年の思いが叶って、本当によかったと思います。
「屋根には穴を開けなきゃダメなんでしょ…?」
「ウチは構造上つけられないって言われたからなぁ…」
なんて塞ぎこんでいるアナタ!
悩んでいても解決しません。
ぜひぜひ夢源-mugen-に相談してください。
「あっ、ムリですね」なんて邪険にあしらったりしませんから。
不可能を制する者は太陽光を制す。
よろしくお願いします。
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